【体験談】入院・手術のために術前検査に行ってきた【子宮頸がん高度異形成】

 

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こんにちは、まちこです。

 

これまでのあらすじ

年1の健康診断で子宮頸がん検査で「疑陽性」の判定が!

精密検査で「高度異形成」ということが判明し医大で円錐切除の手術をうけることになりました。

 

ということで、先日術前検査をうけてきました。

術前検査とは、手術を受けるために身体が健康であるかを検査するもので、手術日の1ヶ月以内に受ける必要があるものです。

術前検査日のポイント

術前検査の内容

術前検査の全体の内容としては、下記のとおりで、時間的には3時間かかりました。

 

■検査(待ち時間合わせて2時間程度)

・採血

・レントゲン

・心電図

・呼吸器検査

・口腔チェック

 

■その後

・担当医からの結果の説明、質疑応答(待ち時間20分、お話5分程)

・担当職員からの入院のための説明・手続き(30分程度)

 

術前検査日の心得

術前検査で準備すべきものについて紹介します。

アゴ

 長髪の人はレントゲン時に結ぶ必要があります。

 私はいつも忘れます。

 

暇つぶし用グッズ

 病院にもよりますが、待ち時間が長い!ので、私は電子書籍をダウンロードして持っていくようにしています。

 

入院、手術、病気に関する疑問点や心配なこと

 術前検査日がおそらく入院する前最後の病院となります。

 日頃から聞いておきたいことを考えておいてメモをしておくと、当日いろいろ質問できると思います。

 

現金orクレジットカード

 当たり前ですが、忘れずに。

 私が通う大学病院はクレジットカードの支払い可ですが、まだ現金のみの支払い可としているところもあるのでご注意。

 

保険証

 当たり前の物ですが、私は医大に最初に行った日に忘れました。

 自分が信じられません。

 

高度医療費限度額認定証

 医療費が高額になる場合に、一定額以上は支払わなくてもいい制度がこの国にはあります。

 事前にこの認定証を発行しておくと、スムーズに支払いが進むと思います。この術前検査の時点で準備していても問題ないようです。

 私は準備していなかったので、術前検査後に認定証の申請を行いました。

 

術前検査日当日の詳細

採血

血液検査をするために3本分の採血をしました。

血液中の各種数値に異常値がないかの確認と、梅毒などの性病にかかってないかの検査もあったようでした。

 
レントゲン

胸部2方向(正面と側面)のレントゲンを撮りました。

髪が長いので髪の毛をまとめるゴムが必須です。(いつも忘れる)

 
心電図

心臓の動きを確認。

上半身(特に左胸まわり)と太ももにセンサーを付けました。

ストッキングを膝当りまで降ろす必要があったので、それを考慮した服装にしておくと楽かも。

 

呼吸器検査

肺活量の検査をしました。

イケメンが担当してくれました。(ニッコリ)

身長体重の確認があったのですが、おそらく9年前の術後の体重(-5kg)が登録してあり、現在の体重をイケメンに報告するという恥ずかしい仕打ちを受けました。

 
口腔チェック

口腔外科にも寄ってこいとのことで、なぜ?と思っていましたが、

今回全身麻酔をするようで、気道の確保をする際に、歯が弱いと折れる可能性があるらしく、事前に歯にぐらつきが無いか、をチェックしてもらいました。

もちろん問題なし、歯科矯正の歯の裏についてる保定についてもこの時に説明し、問題ないとのことでした。

 
産婦人科で検査結果確認

全てのチェックが終わったら、産婦人科の担当医の元へ。

「全ての結果に問題なく健康なので、手術できますね!」

とのこと。

健康だから手術って変な話ですよね。笑

とりあえず一安心です。

 

この場を借りて先生にいくつかの質問をしました。

 

私:退院後は安静にしておく期間はありますか?

先生:特にないです。

私:(本当かよ)

 

私:術後の検診はいつぐらいですか?

先生:(手術日が12月中旬なので)年内にはないですよ!次の月の中旬ぐらいですかね。

 

私:いくらぐらいになりますか?

先生:私、お金のことわかりません。(困り顔)

私:あ、確かに・・・。笑

 

入院相談室で手続きの話

その後、入院相談室で入院の説明と手続きをしました。

自分の生活習慣や家族構成の質問や、必要なもの、入院期間のスケジュール、などについて確認することができました。

 

入院・手術に関わる周りの人たちの話

入院・手術したことがある方はご存知だと思いますが、入院・手術をする際には必ず自分以外の誰かが必要にな流ようです。

・自家用車で来院からの入院ができないので、入院日、退院日の送り迎えの人。(公共交通機関でも可)

・手術時間中に立ち会う(待ってる)人。

・手術費の連帯保証人。(同居していない別生計の人)

 

上記の人たちを見つける必要があるようです。

 

術前検査の費用

以上が、術前検査日の内容で、かかった金額は4,950円。

もっとかかるかと思っていたので一安心。

 

子宮頸がん検査疑陽性からの流れ

2020/07/30 検診センターで健康診断
2020/08/12 子宮頸がん検査で「疑陽性」であることを検診センターからの電話で知る
2020/08/15 産婦人科にもっていく用の検診結果が家に届く
この時点の結果は、軽度異形成。
2020/08/18 個人病院の産婦人科へ予約し初診
検診結果を渡す、結果の説明、コルポ生検の説明、次回の予約
2020/08/21 個人病院の産婦人科へコルポ生検へ
検査自体は15分
2020/08/22 個人病院産婦人科へコルポ生検後の消毒へ
2020/09/12 個人病院産婦人科へ結果を聞きに行く
高度異形成とわかり、大学病院へ紹介状をもらう
2020/10/07 大学病院へ紹介状を持っていく
出産希望とのことで手術をするかを判断するために、再度精密検査をすることに。
ただ生理真っ最中で一週間後へ。
2020/10/16 大学病院で精密検査
先生の視診とコルポ生検。2週間後に結果が出るとのこと
2020/11/1 大学病院へ結果を聞きにいく
結果は「高度異形成、湿潤なし」
「円錐切除術」で処置をすることを決定し、術前検査、手術・入院日を予約
2020/11/16 大学病院へ術前検診へ
手術が受けられるか、体調を検査します
その後、入院の手続きや入院時の持ち物などの説明をうけます
 

まとめ

9年ぶり2回目の手術・入院ですが、毎度のことながら、遠足にいく子どものように手術・入院を楽しみにしています。

(命にも別状はないし、病気自体も痛く無いから)

 

9年前はあと1ヶ月で成人する時期で、今回は後1ヶ月で入籍する時期という、毎回絶妙な時期の入院なので、いろいろ手続きが面倒臭かったりするのですが、それもイベントとして面白いですね。

 

入院当日まで、コロナに気をつけて、日々の生活を楽しみながら当日を待ちたいと思います!